文明の憂鬱/3/
2006.12.18 Monday | 平野啓一郎
「私は、マス・メディアが、世界水泳の大会前後に
あからさまにソープだけを依怙贔屓して
取り上げるのを見て、実にいい気分だった。
彼のような人間は、本来あんな風に取り扱われるべきで、
それが妙な平等主義によって貶められたり、
不潔な嫉妬心に汚されたりしているのを見ると
何ともやるせないイヤな気分になる。
『彼のような』と今言ったのは、その才能と実力とに於いて
圧倒的に他に抜きん出ているというばかりではなく、
それらを更に何倍にも輝かせる華を持っている人間という意味である」
あからさまにソープだけを依怙贔屓して
取り上げるのを見て、実にいい気分だった。
彼のような人間は、本来あんな風に取り扱われるべきで、
それが妙な平等主義によって貶められたり、
不潔な嫉妬心に汚されたりしているのを見ると
何ともやるせないイヤな気分になる。
『彼のような』と今言ったのは、その才能と実力とに於いて
圧倒的に他に抜きん出ているというばかりではなく、
それらを更に何倍にも輝かせる華を持っている人間という意味である」
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